どんな公演でも、稽古で「役」が次第に立ち上がって来ると、何となく顔のイメージが見えて来る。
が、「龍が如く」はゲームが元なので、キャラクターの姿は具体的に既に示されていて、しかも自分の顔とは目鼻の数だけ同じってくらい、相違があり、あのイメージを、変え様のない所へどう乗せて行くか?
下地から色々手間掛けてんで、トータル出演時間とどっこいなメイク時間だったかも(苦笑)。
どんな公演でも、稽古で「役」が次第に立ち上がって来ると、何となく顔のイメージが見えて来る。
が、「龍が如く」はゲームが元なので、キャラクターの姿は具体的に既に示されていて、しかも自分の顔とは目鼻の数だけ同じってくらい、相違があり、あのイメージを、変え様のない所へどう乗せて行くか?
下地から色々手間掛けてんで、トータル出演時間とどっこいなメイク時間だったかも(苦笑)。
劇場版では、なんと、当ゲームを立ち上げた名越稔洋氏(株式会社セガゲームス取締役&株式会社セガ・インタラクティブ取締役)がカメオ出演として、この役をお勤めだったと知り仰天!改めて大きなお役を頂き恐縮であります。
初めてのジャンル(ゲームの舞台化)、そして初めての共演者ばかりで、刺激的な一か月でした。
その中でもご同業でもある、脚本&演出の田村孝裕君の頑張りが、最後まで凄かった。同じ演劇人として誇りに思います。画像は打上げで饗されたスイーツです。
快晴に映える新緑!深川で見掛けてパチリ。この爽やかな気分のまま、二人(那河岸屋と田仁屋)の踊りを見たので、ちょっと得点高めかな(苦笑)。神妙に舞い納めたのは確かです、はい。
さて劇場入りして饗されて来た弁当のしんがりは崎陽軒!こちらのシウマイは大好物なのだが、シウマイ弁当は少し苦手で、落胆し掛かったのだが、チョイス三種類の中に「桜えび弁当~桜鯛の菜種焼き入り~」!?
ご覧あれ、この淡い彩りに、味も淡泊。二色のわらび餅付きで、一個だけのシウマイにも桜えびが!包装用の輪ゴムまでピンク、「桜」尽くしである。調べたら崎陽軒の弁当はこの他にも様々、知らなんだ。見直しました!
さ、ソワレも新鮮にお勤め致しましょう。
三歳の折、歌舞伎座で富十郎(当時鶴之助)丈と猿翁(先代猿之助)丈で見たらしく、激しく踊る二人が、一方は疲れ、一方は手を抜く、という構図は絵としてでなく、そういう「踊り」があるという認識は、「かぶき」と「うたえもん」という単語と共に、物心ついた時には既にあった。
2年毎のお浚い会。那河岸屋(小林大介)と田仁屋(谷山知宏)が懸命に踊っていた。素襖の上部は、花組芝居所蔵、「三国妖狐伝」で日本兵達が、余興で三番叟を踊る件の為に作った物を貸し出した。
剣先烏帽子は、師匠のお手製だろうか?節約の為に、舞台の設えや小道具など、ちょいちょい器用にお作りになると聞いている。
開幕一番だけ拝見して退出、赤坂へ!
2ステージをこなす。劇場入りしてから弁当のクオリティが半端ない。流石「業界」!
さわらの西京焼き。業界で定番の「あの」仕出し屋より美味いと噂。副菜が豪華でしょ。
鶏専門店の弁当。先ず重さがズシリ。要は白米も惣菜もパンパンに詰まっているのだ。素材が先ず良い、弁当らしい弁当。
カレー!これはチキンの香草パン粉。他のバージョンとして、牛筋、ハンバーグ、豚バラ塩焼き。酸味のあるルーで好み!
さて、「神宮京平」というお役を仰せ付かっております。ゲームのキャラ通り、額の黒子がチャームポイト。残り6ステージなり。
24日(金)オープンなのだが、プレイベントなのかしら、今日から一部?店がオープンして、それなりの人出。2日後は大騒ぎなんだろうな。
雨模様なのに何故か気持ちいい。そしてワクワクする。暫く窓を開け放って置こう。
桜乃彩音さんが、お手製の韓国海苔巻きを差し入れてくれました。ポイントは酢飯じゃない事。胡麻油と塩を絡めたご飯、それを韓国海苔で巻く。
握りは好きだが、太巻きは今一な僕だが、このあっさり感は後を引く。野郎共中心の現場で、女優陣の彩りは貴重であります!
劇団名と上演作品のイメージ乖離は、劇団の来し方によると聞いた。この差は、それなりに面白い。
タイトル通り、1945年終戦前後、朝鮮半島で起こった事に巻き込まれた、日本人と朝鮮人との葛藤を描いている。前作はサラエヴォのテロリスト、前々作は大正天皇、と、取り上げるテーマが社会派中の社会派!
作家の古川健君が歴史好きらしい。学校で教えてくれない当時の、様々な事柄が次々で、見ていて興味が尽きない。その上、人物の書き分けが明確なので、一人一人に感情移入出来る。特に、職務だけでなく自分に対しても健気に生きた「朴忠男(ぼくただお=パクチュンナム)」役がいいねえ~。
水やん(水下きよし)が贔屓にしていた岡本篤君が、重い作品に柔らかな風を送っている。
佐藤誓が演じた「豊川千造」は、作者の祖父の体験が投影されているとか。誓は最近、問題の核心にいて耐える役が続いている。確かにあの力強いオデコには、そうした説得力がある(苦笑)。
客席に山崎清介氏が。終演後の飲み会で「僕らの若い頃は、天皇を題材にして、公演中止騒ぎになったりしてたね
」そうそう、随分自由になった。
とは言え、与党がテレビ局を事情聴取したという報道が
。
17日に開業するそうだ。ご存知のように「新宿コマ劇場」があった場所である。映画館の無くなった歌舞伎町に、一気に12スクリーン復活する。
演劇の為の劇場は作られなかった 。
「新宿コマ劇場」
真田広之さんが期待の新人として、JAC公演の主役を勤めた公演が初コマたったかな。半円形(緞帳もそれに合わせ半円形)で、扇状に広がる客席の壁に沿う、斜めの両花道、変わった形だな、という印象だった。
そして「シアター・アプル」
「櫻姫全傳曙草紙(再演1993)」「泉鏡花の天守物語(初演1997&再演2000)」「南北オペラ(2002)」「和宮様御留(2004)」、沢山、お世話になった。コマ劇場と同じ楽屋口で、床山部屋衣裳部屋を横目に見ながら、迷路を行く。増築した訳でもないのに、楽屋が増えていて驚いた。あれは、元、何の空間だったのだろうか?
映画館だった所を劇場にしたので、横長でタッパが低いから、和物がシックリはまるんで、我々には好都合だった。
「歌舞伎町は安心で安全な街として、一生懸命頑張って行きたい」と商店街新興組合理事長のインタビュー記事の隣に、「歌舞伎町でぼったくり」の見出し 。
実はシアター・アプル取り壊しの際に、座席の番号札を頂戴していた。「8列─7番」ハナ(花組芝居)である。
学生当時、愛川氏が司会をしていた「11PM」に、現役「小劇場」達の一人として出演した。冒頭、スタジオの仮設舞台でチラリお芝居を見せた後、奥からキンキン登場!「昔の俳優座劇場を思い出すね~」
そう、彼は元々新劇俳優だった。
その折、スタジオで僕は振袖を着た女形のナリをしていた。実は直前に公演した舞台の一コマを演じたのだ。そして、それが人前で女形をした最初で、それを見た寺山修司氏が、後々僕に女形の道を勧めてくれた、今の人生に到るポイントとなる時期だった。
「キンケロシアター」は一度伺った。ロビーの広さ、ゆったりした客席。演じる側、観る側、に親切で、それ以外は実に質素に建てられた。まさに演劇人が考えた劇場である。
「キンキンケロンパ」のコンビを懐かしく思い出す。
合掌。
今や、本拠地「劇団ONEOR8」の枠を超えて引っ張り蛸!商業演劇でも経験を重ねているのに、僕のマニアックな工夫を敏感に掬い取ってくれるんで、なかなか肌合いにない現場なのだが、とてもやり甲斐を感じている。
以前から、「おしるし(初演=2008年)」で那河岸屋(小林大介)がお世話になり、昨年は「世襲戦隊カゾクマン」で声出演のみ関わり、やっと作・演出の現場を、役者としてちゃんとご一緒に出来た。
まあ、お互い雇われの身だが、少なくともこちらは、田村君の鋭い目線に合わそうと努力しているつもり。そこらの微妙なニュアンスが、やっただけの効果があるんで日々愉快である。
いつか、彼の出発点である小劇場で、役者として使って欲しいなあ。
演出部から全体への指示が飛ぶ。「何時から再開です」、演出の田村君から「集中して行こう!」etc.その都度、ヤクザ役ばかり男優陣が「(ちょっと平仮名にし難いニュアンスなのだが)おぃ~すッ!」と大唱和する。
偏見かも知れんが、統制の取れたガテン現場のよう。同じ野郎共の花組では、有り得ない迫力で、いじめられッ子だった自分は、その都度少なからずビビってしまう(苦笑)。そんな日々である。
はい、「じゃこの後、飲みながら詳しく」と〆た通り、水郷屋(堀越涼)と、宴席から帰路で別れるまで、ずっとあの話が続きました。
プロオンリーの現場なので淡々と進む日々なのだが、初日まで10日!?な時期である事が、驚き!
勿論、僕は一出演者で、今から何が出来るのだろう?ま、目下お役の云々に邁進するっきゃないか
。
ひでえな。花組芝居の稽古場では、大勢の野郎共がグビグビやりますからね、そりゃ集まりますよ。
毎回回収して、子供達の為にって事で、御老屋(大井靖彦)が窓口になってくれてました。
あ~あ、大人は嘘をつく、と又認識されてしまいました
。
人出がいつもより多い気がする。二子玉川ライズが完成したら、もっと凄い事になるのだろう。楽しみと怖さが半々 。
そうかア、そうなんだ。これも温度差、何だね。何か、萎えちゃうよね 。結局、こっちの頑張りは、又もや水泡となりにけり。
ながいこしゅ「ひげつ」、花菖蒲の種類である。水郷屋ユニットの外題は、花組芝居での役者紋(あやめ鳥居)にある「あやめ(彼の地元香取市の名物)」の品種名から発案されている。
「師弟」と筋書にあるが、そんな大層なものでは決してない。ただ、気になった事を吐露するだけ。僕自身、誰に師事した訳でなく、しかもノウハウもないのだから 。
と、稽古も見学し初日も見て、色々書きたい事もあるが、13日(月)アフタートークで水郷屋と話す際、ネタが被りそうなので、ここらで止める。
アフタートークで言い忘れたり言い足りなかった事があれば、改めて同じタイトルで日誌に書き留めようと思う。
コンビニで購入した麻婆豆腐丼の蓋に、蒸気抜けか知らんが穴が開いていて、そのせいで持ち帰ったら容器が零れた油でベトベト!の、後押しもあり、意味もなく諸々で腹が立っていた憂さ晴らし、飲み直しじゃいッ!